食農市民ネットが正式に発足

大切な食べものや農業を守るため、遺伝子組み換え生物への規制を強化させようと、このたび「食と農から生物多様性を考える市民ネットワーク(食農市民ネット)」を設立しました。

2011年6月11日の設立総会では、2010年10月に名古屋で開催された「カルタヘナ議定書第5回締約国会議(MOP5)」の成果を実現するために、①遺伝子組み換え作物の自生や交雑・混入をなくす、②遺伝子組み換え生物への規制を強化させる、③有機農業・環境保全型農業を推進する、という3つの目的を盛り込んだ趣意書を承認し、国内法の改正・整備に向け、政府や国会に働きかけるとともに、市民に対して情報発信を行っていくなどの活動計画を確認しました。

MOP5では遺伝子組み換え生物による被害の修復・賠償について定めた「名古屋・クアラルンプール補足議定書」が誕生、損害の対象には農林漁業、人の健康も含まれること、責任を負う事業者には組み換え生物の開発・製造・販売業者も含みうることなどが決まりました。しかし、現行の国内法では、農業や人の健康は損害の対象外です。責任を負う事業者の範囲についても、各国が国内法に基づいて決められるようになっています。国際ルールができても、国内法に欠陥があっては、私たちが求める規制の強化は望めません。

生物多様性を脅かす遺伝子組み換え生物への規制をきちんとしたものにするため、私たち「食農市民ネット」と一緒に活動してくれる仲間を募集しています。

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