[イベント情報]★国際生物多様性の日記念イベント★生物多様性を脅かす農薬

投稿者: | 2015年5月2日

★国際生物多様性の日記念イベント★
生物多様性を脅かす農薬

地球環境を包括的に保全するための国際条約のなかでも、気候変動枠組条約と生物多様性条約はとりわけ重要な役割を果たしています。この生物多様性条約第10回締約国会議(CBD-COP10)が、2010年に名古屋で開催されたとき、「愛知ターゲット」が採択されました。

「愛知ターゲット」とは、2020年までに生物多様性の損失を止めるための、効果的かつ緊急の行動を実施する20の目標のことです。今年は、この目標年のちょうど折り返し点ですが、そのいくつかの項目では目標達成どころか、悪化している項目もあります。

農薬・肥料・化学物資による汚染減少も、愛知ターゲットの目標の1つです。しかし、ネオニコチノイド系農薬をはじめ、遺伝子組み換え作物の栽培で使われる除草剤・ラウンドアップ、2,4-D、ジカンバなどによる汚染が深刻化しているのが現状です。

わたしたち食農市民ネットは、国連が制定した「国際生物多様性の日」を記念して、毎年講演会などを開催していますが、今年は、これら「生物多様性を脅かす農薬」について、みなさんといっしょに考える機会にしたいと思います。

日 時:2015年5月23日(土) 13:30〜16:00(開場 13:00)

場 所:豊島区民センター(コア・いけぶくろ) 4階 第3・4会議室

JR池袋駅徒歩5分 (豊島区東池袋1-20-10)

参加費:500円(資料代)

主 催:食と農から生物多様性を考える市民ネットワーク(食農市民ネット)

チラシPDF  ※このイベントは地球環境基金の助成を受けて開催されます

【基調講演】

 

「生物多様性を脅かす農薬〜ネオニコチノイド系農薬を例に〜」

講師:岡田幹治(おかだ・もとはる)

講師プロフィル:岡田幹治(おかだ・もとはる)
ジャーナリスト。朝日新聞社経済記者、ワシントン特派員、論説委員を経てフリーに。経済・環境・食品問題などを、市民の立場から取材している。最近の著書に、化学物質の危険性を解説した『ミツバチ大量死は警告する』(集英社新書)。

【パネルディスカッション】

 

「いま、農薬を考える」

パネリスト:岡田幹治
天笠啓祐(食農市民ネット共同代表)
河田昌東(食農市民ネット共同代表)

[問い合わせ]食農市民ネット 事務局
TEL:03-5155-4756
Eメール office(アットマーク)fa-net-japan.org