2020年全国GMナタネ自生調査報告会

投稿者: | 2020年9月15日

2020年全国GMナタネ自生調査報告会

2005年に始まった市民の手による遺伝子組み換え(GM)ナタネ自生調査は今年で15年目になります。今年は新型コロナウイルスの流行により、自生調査を中止ないし縮小せざるをえない地域もありましたが、そのような状況にあっても全国で調査活動が取り組まれました。今回も市民によるGMナタネ自生調査結果や各地域での取組みなどが報告されます。オンラインでの参加も可能とし、全国からご参加(視聴)していただける方向で準備中です。

ゲノム編集生物の開発が内外で進められ、米国ではすでに流通して、日本でもいつスーパーに並んでもおかしくない状況です。日本では規制はおろか届け出も任意、表示義務もないため、食卓にのぼることになっても消費者にはわかりません。ゲノム編集を応用した遺伝子ドライブによる害虫の駆除なども現実のものになろうとしていますが、特定の種の絶滅と関連生物への影響など、生態系への深刻な影響が懸念されます。ゲノム編集をヒトに応用したデザイナーベイビーの誕生も報じられていますが、新型コロナウイルスのDNAワクチンもヒトの遺伝子の改変への道を開くものともいえるもので、遺伝子操作技術は十分な安全性と環境影響の評価を経ないままに急速に広がっているのです。

農水省・環境省との意見交換も予定しています。消費者の声、生産者の声、市民の声を、行政に伝えましょう。ゲノム編集をはじめとした遺伝子操作技術の急激な推進に、ブレーキをかけましょう。

日時:2020年10月15日(木)14時~16時
     13時30分から議員会館ロビーで入館証を配布します
会場:参議院議員会館講堂
  交通/地下鉄「国会議事堂前駅」または「永田町駅」
主催:食と農から生物多様性を考える市民ネットワーク(食農市民ネット)
   遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン
定員:実参加50名、オンライン参加100名
    (定員外でもライブストリーミングでご視聴いただけます)

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