大阪・泉南郡岬町で海の生き物調査を実施
エスコープ大阪では5月16日、87名の組合員(スタッフ含め)が大阪府泉南郡岬町に集まり、干潟で海の生物調査を行いました。
海の生物調査は、「環瀬戸内海会議」という市民団体の呼びかけでエスコープも6年前から取り組みを始めました。「環瀬戸内海会議」は、豊かな瀬戸内の自然環境と生態系を守るため、瀬戸内海の埋め立てや海砂採取の禁止を訴えるとともに、廃棄物の持ち込み禁止を実現するため「瀬戸内法」改正を目指して活動している団体です。瀬戸内の自然環境保護を目的にした取り組みの一環として、毎年70~80ヵ所(山口県から和歌山県)で海の生物調査を行っています。また、最近は上関原発建設反対の活動も始めています。
5月16日の調査では、約40種類の生物を観察できました。カメノテ、イボニシ、ムラサキウニといった指標生物のほか、ヤドカリやイソガニ、タコ、ナマコ、スジエビなど、いろいろな生き物が見られました。一緒に参加した子ども達も、多くの生き物が共存していることを実感したようでした。