大丈夫? 食べものと生物多様性
~アジアにおける遺伝子組み換え作物の現状と課題~
日本では消費者の強い反対もあって、現在、遺伝子組み換え(GM)作物は商業栽培されていません。
しかし、世界ではアメリカ大陸を中心にGM作物が大量に栽培されており、生物多様性への悪影響が懸念される事態となっています。そのような中、フィリピンでGMイネの商業栽培が始まる可能性が高まっています。
言うまでもなく、お米は私たち日本人も含めアジアの人々の主食です。長い歴史の中で文化や風習、環境などとも密接に関係しています。本来、水田は生物多様性の宝庫ともいえる貴重な存在です。
今年の「国際生物多様性の日」記念シンポジウムには、「ゴールデンライス」というGMイネ栽培開始の危機にさらされているフィリピン、今年になってGMナスの栽培が始まったバングラデシュ、今秋「生物多様性条約カルタヘナ議定書第7回締約国会議(MOP7)」が開催される韓国からゲストをお招きし、GM作物の現状についてご報告いただきます。
生物多様性を守るために活動するアジアの「仲間」の話が聞ける貴重な機会です。ぜひご参加ください。
【日 時】 2014年5月24日(土)13:30~17:00
【会 場】 YMCAアジア青少年センター 地下スペースYホール 地図
最寄駅:JR「水道橋駅」5分、地下鉄「神保町駅」7分
参加費 1000円
<内容(予定)>
「GMイネ問題に直面するフィリピンの現状」 リー・アルウェロさん(第三世界ネットワーク/フィリピン)
「バングラデシュで盛り上がるGMナス反対キャンペーン」 サキウル・モルシェドさん(SHISUK/バングラデシュ)
「韓国のGM作物をめぐる状況」 シンジヨンさん(全国女性農民会総連合/韓国)
「日本におけるGMイネ開発の状況」
主催:食と農から生物多様性を考える市民ネットワーク(食農市民ネット)
<お問合わせ先>
食農市民ネット事務局
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田1-9-19-207
Tel 03(5155)4756
Eメール office@fa-net-japan.org