2009年5月23日、MOP5市民ネット設立集会に続き同じ会場で、基礎から学ぶ市民の勉強会「エッ!関係あるの?生物多様性と遺伝子組み換え」を開催しました。参加者は約200名。
2010年に名古屋で第10回生物多様性条約締約国会議(COP10)/第5回カルタヘナ議定書締約国会議(MOP5)が開催されることになっているものの、生物多様性という言葉自体、まだ一般的には知られていないため、本当は私たちのくらしと深く結びついている生物多様性や、その生物多様性を脅かす遺伝子組み換え作物について、専門家を招いて学びました。
財団法人日本自然保護協会の道家哲平さんには、「地球上の生命を守る『生物多様性条約』とは」と題して、生物多様性の重要性や生物多様性の陥っている危機的状況から、生物多様性を守るための生物多様性条約についてお話しいただきました。
遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン代表で当団体の共同代表でもある天笠啓祐さんからは、「食と農の安全を守る『カルタヘナ議定書』とは」と題し、カルタヘナ議定書の意義や、それに基づいて制定されたカルタヘナ国内法の問題点などについてお話しいただきました。
また、当団体の共同代表、河田昌東さんからは、「くらしにしのびよる遺伝子組み換え生物」と題して、国内外における組み換え生物の環境影響について、実例を交えてお話しいただきました。