2010年生物多様性条約/カルタヘナ議定書締約国会議1年前記念集会

投稿者: | 2009年9月30日

遺伝子組み換え生物は生物多様性を脅かす

2010年10月に名古屋で、生物多様性の保全や持続可能な利用、生物多様性への影響が懸念される遺伝子組み換え(GM)生物の取り扱いについて話し合う国際会議が開催されます。

20091024_event_christineその1年前にあたる2009年10月に名古屋で、ドイツから環境保護活動家、クリスティーヌ・フォン・ヴァイツゼッカーさんを招いて、GM生物の問題に焦点をあてた市民集会を開きます。集会では、GMナタネ自生調査報告も行います。

集会の詳細は2010年生物多様性条約/カルタヘナ議定書締約国会議1年前記念集会のチラシからもご覧になれます。

いま日本では、食用油の原料や家畜の飼料として大量に輸入されているGMナタネが輸送中にこぼれ落ちて各地で自生し、在来ナタネやカラシナと交雑しています。除草剤の効かないGM作物による環境汚染が広がる懸念もあります。

GM生物に脅かされている生物多様性の現状を知るとともに、それに対し私たち市民に何ができるのかを考えます。多くの方のご参加をお待ちしています。

  • 日時:2009年10 月24 日(土)13:00~16:30(12:30開場)
  • 場所:愛知大学 車道キャンパス・コンベンションホール
  • 最寄り駅:地下鉄桜通線「車道」徒歩2分/名古屋市東区筒井2-10-31
  • 資料代:500円
クリスティーヌ・フォン・ヴァイツゼッカーさんプロフィール
生物多様性条約やカルタヘナ議定書の策定に携わり、その議論や決定に影響を与えた。現在もこれらの会議にオブザーバー参加し、市民の立場から監視している。ドイツ連邦共和国第6代大統領リヒャルト・フォン・ヴァイツゼッカー氏は義兄。

プログラム

  • 基調講演 「生物多様性を守るのは市民の力」
  • 講師 クリスティーヌ・フォン・ヴァイツゼッカーさん( ドイツの環境保護活動家、生物学者)
  • GMナタネ自生調査全国報告
  • 環境保護団体・消費者団体などの活動報告
  • 11時30分からロビーで地元の環境保護団体などがパネル展示をしています。ぜひご覧ください。

主催:食と農から生物多様性を考える市民ネットワーク(MOP5市民ネット)
後援:生物多様性条約市民ネットワーク

【問合せ先】 MOP5市民ネット事務局 遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田1-9-19-207
TEL:03(5155)4756
FAX:03(5155)4767